ボランティアセンター​とは


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東京都立大学ボランティアセンターとは

東京都立大学ボランティアセンターは、本学の使命である「大都市における人間社会の理想像の追求」の実践的な取組の一つとして、ボランティア活動を推進し、その活動を通じ、豊かな人間性と独創性を備えたリーダーシップを発揮する人材を育成することを目的に、2016年1月に開設されました。

ボランティアセンターでは、学生の皆さんがボランティア活動を通して社会に参加し、社会のニーズと向き合うなかで、一人ひとりの可能性を広げられるようなサポートをおこないます。

東京都立大学ボランティアセンター 『ビジョン(2020-2025)』

2020年、ボランティアセンターでは、私たちが目指す「5年後の学生、ボランティアセンター、そして地域の将来像」を描いた“ビジョン”の策定に取り組みました。都立大生をはじめ、日頃から連携していただいている学外の団体の皆様にWebアンケートを通していただいたご意見やご要望をもとに、センターに関わる学生・教職員が一丸となって策定したものが、『東京都立大学ボランティアセンター ビジョン(2020-2025)』です。さらに、ビジョンの各項目の実現に向けてボランティアセンターが取り組む『行動計画』も策定しました。

『ビジョン』の実現に向けて、学生・教職員、そして地域の皆様との協働を進めていきたいと思います。

【ビジョン1】
自発性をはじめとするボランティアの価値や意義が、都立大の文化として育まれ、その文化が地域、世代を超えて、日常生活に広く浸透している。

実現に向けた行動計画
  1. 学生一人ひとりの意思や価値観に基 づいたボランティア活動を展開する。
  2. ボランティアセンターやボランティアそのもののイメージを都立大ブランドとして育てることにより、認知度を向上させる。
  3. 多様なボランティア情報にアクセスしやすい環境の充実と教職員の特性を活かした相談体制の拡充により、学生の関心や想いを実現へとつなげる。

【ビジョン2】
学内外を問わず、学生、卒業生、教員、職員、地域住民、関係機関など多様な人がボランティアセンターを通してつながり、ともに考え、一人ひとりが誇りと愛着をもち居場所を感じられる地域になっている。

実現に向けた行動計画
  1. 各キャンパスの周辺地域を拠点に、多様な人が有機的につながる場を生み出し、地域をつくる活動を促進する。
  2. 卒業生ネットワークを構築し、それぞれがもつリソースを互いに共有する。

【ビジョン3】
ボランティア活動を通じた多様な他者との学び合いにより、学生一人ひとりが、社会への問いや新たな自分への気付きを得て、リーダーシップを発揮し、社会に自ら働きかけている。

実現に向けた行動計画
  1. 体験的なイベントやスキルアップの機会を設定し、ボランティア活動への入り口を拡げる。
  2. 事前・中間・事後の学習と活動を連動さ せたボランティアプログラムの拡充、及び、幅広い関心に応じた新たなプログラムの開発によりボランティアプログラム全体の取り組みを発展させる。
  3. 他団体や他大学の学生との学び合いの場を設けることで、新しい知識や価値観を得て互いに高め合い、新たな活動や取組が生まれる気運を醸成する。
  4. ボランティアコーディネーターや学生コーディネーターがその専門性を活かして、学生一人ひとりがもつ意欲や行動力を引き出し、自信や希望がもてるような働きかけをする。

【ビジョン4】
社会の変化を捉えて、与えられたものにとどまらず、既存の枠組みや概念を超えて、学生が自ら生み出す新たな活動や取組が広がっている。

実現に向けた行動計画
  1. ボランティアセンターにおける取組の企画・立案、運営の意思決定に学生の参画を得る。
  2. 社会課題の解決に向けた学外の先進的な取組やそのノウハウを学ぶ機会を提供する。
  3. 学生が自由な発想を持ち込み合えるコミュニティを設け、個々のニーズに応じて教職員や学生コーディネーターが団体の設立や運営をサポートする。
 
取組概要
東京都立大学ボランティアセンターは、
3つの柱で活動し、“豊かな人間性と独創性を備えた
リーダーシップを発揮する人材”を育成します
(1)外からのニーズに応える ~情報提供と相談支援~
  • 専門職のボランティアコーディネーターがボランティア相談に応えます。
  • 掲示板、チラシコーナー、登録制のメールマガジン等を活用し、本学ボランティアセンターに登録のある外部団体からのボランティア募集や講座、助成金等の情報を提供します。
  • ニュースレター、メールマガジン、公式WEBサイト、公式SNS(X)を活用し、学生がボランティア活動に携わる様子を紹介します。
情報提供と相談支援
(2)内からの活動を支える ~学内団体のサポート~
  • ボランティアセンターに登録のある学内団体の活動状況を把握するとともに、ボランティア活動時における「ボランティア保険」加入の促進や保険料補助を通じて、危機管理意識を育みます。
  • ステップアップや、各団体の取組を発信する機会の提供により、学生にとって充実した活動ができるようサポートします。
学内団体のサポート
(3)新たに活動を創る ~ボランティアプログラムの開発・運営~
  • 東京都立大学独自のボランティア活動として、『スポーツボランティアプログラム』と『地域ボランティアプログラム』があります。どちらも学生を中心に活動内容を企画や運営を行い、約1年間(例年6月頃~3月まで)活動します。
  • 事前・事後の学習と連動した活動を推進することにより、社会のボランティアリーダーとなり得る人材を育成します。
学内団体のサポート

東京都立大学ボランティアセンター独自のボランティアプログラム

 

都立大ボランティアプログラムとは

都立大オリジナルのボランティア活動で、都立大の学生が参加可能です。
 事前・事後の学習と連動した活動を年間を通じて継続的に行うことで、社会に貢献することを通して学びを深め、社会のボランティアリーダーとなることを目指します。
 現在は、「スポーツボランティアプログラム」と「地域ボランティアプログラム」の2種類があります。活動内容については、各ボランティアプログラムのそれぞれのページをご覧ください。

ボランティアプログラム 参画のステップ

ボランティアプログラムにて、さらに活動を深めたい場合は、次年度以降も継続可能です。

  1年目は、メンバーとして「参加の段階」を経験。
  2年目は、サポーターとして「参画の段階」を経験。
 3年目は、リーダーとして「創造の段階」を経験。

     以上の3ステップにより、ボランティアプログラムや社会への参画度を高めます。

ボランティアプログラム展開のイメージ