ボランティアセンター​とは

東京都立大学ボランティアセンターとは

東京都立大学ボランティアセンターは、本学の使命である「大都市における人間社会の理想像の追求」の実践的な取組の一つとして、ボランティア活動を推進し、その活動を通じ、豊かな人間性と独創性を備えたリーダーシップを発揮する人材を育成することを目的に、2016年1月に開設されました。

ボランティアセンターでは、学生の皆さんがボランティア活動を通して社会に参加し、社会のニーズと向き合うなかで、一人ひとりの可能性を広げられるようなサポートをおこないます。

センター長からのあいさつ

ボランティアセンター長 伊藤 史子

このたび、2021年度よりボランティアセンター長を拝命しました伊藤史子です。今後ともよろしくお願い申し上げます。

ボランティアと聞くと、災害の復旧支援やオリンピック・パラリンピックサポーターを思い浮かべる方が多いかと思います。これらはやや期間は限られつつしかし密度の高い活動を、その時々の必要性に応じて集中的に提供するボランティア活動です。ボランティアセンターが提供しているスポーツボランティアプログラムもこれに該当するでしょう。

一方でこのような事例も有ります。遠く離れていますが阿蘇地域ではボランティアが活躍することで野焼きを継承し二次的草原が維持されているそうです(参加している知人から生き生きと報告が)。古くから地域に根差している生活文化の多くは多人数が参加することで成立しているものが少なくありません。担い手が減っていく中で、このような関わりにより地域の文化や自然を守っていくことも大切なボランティア活動です。ボランティアセンターがお手伝いしている地域ボランティアプログラムはこちらに該当するでしょう。

また他にも、継続的で細やかな提供により地域機能がスムーズになるような活動、例えば、通学の見守り、絵本の読み聞かせ、買い物付き添い、観光ボランティア等々、様々な寄り添いをカタチにするボランティア活動もたくさんあります。

「ボランティア」とは、「自発的に、多くの場合は無償で、社会貢献サービスを提供する人」です。大事なのは、与えられたり指示された活動を無償でやることではなく、自発的に人々・地域・社会に貢献できるような意味のある活動を見出し、自ら主体性を持って時々刻々で状況を見極め臨機応変に工夫しながら実現していくことのように思われます。

ボランティアセンターではいくつかのボランティアプログラムを用意し、参加を募集しています。まずはこれらの活動への参加を入り口としていただくことを歓迎します。そしてぜひ、自発性・主体性を意識して徐々に活動を広げていただければと思います。

また、「有志で地域の○○活動に☆☆の形で貢献したい」などの活動企画の持ち込みも歓迎です。経験豊かなボランティアコーディネーターが在室していますのでどんどん相談して意義のある活動を実現させていってください。

何はともあれ、ボランティア活動を大いに楽しんでいただければ幸いです。

東京都立大学 副学長      
ボランティアセンター長     
都市環境学部 都市政策学科 教授
伊藤 史子

東京都立大学ボランティアセンター 『ビジョン(2020-2025)』

2020年は新型コロナウィルス感染症の感染拡大やそれに伴う緊急事態宣言、キャンパスの立ち入り制限、さらに東京2020大会の延期と、私たちは未曽有の課題に直面してきました。全てが手探り状態のコロナ禍では、近い将来の想像すらも困難です。しかし、社会が変化している今だからこそ、想いがあっても動き出しにくい今だからこそ、私たちが大事にしてきたことを未来につなげることで、私たちが向かう先を示していく必要があるのかもしれません。

この間ボランティアセンターでは、私たちが目指す「5年後の学生、ボランティアセンター、そして地域の将来像」を描いた“ビジョン”の策定に取り組んできました。都立大生をはじめ、日頃から連携していただいている学外の団体の皆様にWebアンケートを通していただいたご意見やご要望をもとに、センターに関わる学生・教職員が一丸となって策定したものが、『東京都立大学ボランティアセンター ビジョン(2020-2025)』です。さらに、ビジョンの各項目の実現に向けてボランティアセンターが取り組む『行動計画』も策定しました。

『ビジョン』の実現に向けて、学生・教職員、そして地域の皆様との協働を進めていきたいと思います。

【ビジョン1】
自発性をはじめとするボランティアの価値や意義が、都立大の文化として育まれ、その文化が地域、世代を超えて、日常生活に広く浸透している。

実現に向けた行動計画
  1. 学生一人ひとりの意思や価値観に基 づいたボランティア活動を展開する。
  2. ボランティアセンターやボランティアそのもののイメージを都立大ブランドとして育てることにより、認知度を向上させる。
  3. 多様なボランティア情報にアクセスしやすい環境の充実と教職員の特性を活かした相談体制の拡充により、学生の関心や想いを実現へとつなげる。

【ビジョン2】
学内外を問わず、学生、卒業生、教員、職員、地域住民、関係機関など多様な人がボランティアセンターを通してつながり、ともに考え、一人ひとりが誇りと愛着をもち居場所を感じられる地域になっている。

実現に向けた行動計画
  1. 各キャンパスの周辺地域を拠点に、多様な人が有機的につながる場を生み出し、地域をつくる活動を促進する。
  2. 卒業生ネットワークを構築し、それぞれがもつリソースを互いに共有する。

【ビジョン3】
ボランティア活動を通じた多様な他者との学び合いにより、学生一人ひとりが、社会への問いや新たな自分への気付きを得て、リーダーシップを発揮し、社会に自ら働きかけている。

実現に向けた行動計画
  1. 体験的なイベントやスキルアップの機会を設定し、ボランティア活動への入り口を拡げる。
  2. 事前・中間・事後の学習と活動を連動さ せたボランティアプログラムの拡充、及び、幅広い関心に応じた新たなプログラムの開発によりボランティアプログラム全体の取り組みを発展させる。
  3. 他団体や他大学の学生との学び合いの場を設けることで、新しい知識や価値観を得て互いに高め合い、新たな活動や取組が生まれる気運を醸成する。
  4. ボランティアコーディネーターや学生コーディネーターがその専門性を活かして、学生一人ひとりがもつ意欲や行動力を引き出し、自信や希望がもてるような働きかけをする。

【ビジョン4】
社会の変化を捉えて、与えられたものにとどまらず、既存の枠組みや概念を超えて、学生が自ら生み出す新たな活動や取組が広がっている。

実現に向けた行動計画
  1. ボランティアセンターにおける取組の企画・立案、運営の意思決定に学生の参画を得る。
  2. 社会課題の解決に向けた学外の先進的な取組やそのノウハウを学ぶ機会を提供する。
  3. 学生が自由な発想を持ち込み合えるコミュニティを設け、個々のニーズに応じて教職員や学生コーディネーターが団体の設立や運営をサポートする。
 
『東京都立大学ボランティアセンター ビジョン(2020-2025)』の策定したメンバー(学生・教員・職員)が出演し、ビジョンの内容をお披露目したシンポジウムの様子を「都立大ボラセンYouTubeチャンネル」で公開しています。ぜひご覧ください
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取組概要
東京都立大学ボランティアセンターは、
3つの柱で活動し、“豊かな人間性と独創性を備えた
リーダーシップを発揮する人材”を育成します
(1)外からのニーズに応える ~情報提供と相談支援~
  • 掲示板、チラシコーナー、ホームページ、SNS等を活用して、外部からのボランティア募集や講座、助成金等の情報を提供します。
  • ニュースレター、メールマガジン、報告書を発行し、活動を広く発信します。
情報提供と相談支援
(2)内からの活動を支える ~学内団体のサポート~
  • 学内団体の活動実態を把握するとともに保険加入の促進等、危機管理意識を育みます。
    (保険料の補助制度あり)
  • ステップアップ講座やPRの機会の提供、備品等の貸与により、活動の充実を図ります。
学内団体のサポート
(3)新たに活動を創る ~ボランティアプログラムの開発・運営~

東京都立大学ボランティアセンター独自のボランティアプログラム

都立大ボランティアプログラムとは

事前学習や事後学習など学習と連動した活動を年間を通じて継続的に行うことで、社会に貢献することを通して学びを深め、社会のボランティアリーダーとなることを目指します。

都立大ボランティアプログラム
ボランティアプログラム展開のイメージ(参画のはしご)

一連の学習・活動に参加した学生に対し、段階に応じて、修了証を発行します。

ボランティアプログラム展開のイメージ
ボランティアプログラム一覧