今回は、スポーツボランティアプログラムの
矢沢 由希恵さん(健康福祉学部 作業療法学科 4年)に、色々とお聞きしました!
ボランティアをやろう!と思ったきっかけは何ですか?
東京都立大学のスポーツボランティアプログラムでの活動が、私にとって初めてのボランティア活動でした。
応募のきっかけは、以前からボランティアに興味があったこと、私自身スポーツが好きなので、スポーツイベントに関われることに魅力を感じたからです。また、私は作業療法学科に所属しており、将来、医療従事者として障害を持った方々と関わるため、ボランティア活動の中で、障害を持った方々を含め、様々な人と交流できる機会はとても貴重だと思いました。
今まで取り組んできたボランティア・今取り組んでいるボランティアは何ですか?
今まで取り組んできた、今取り組んでいるボランティアは都立大のスポーツボランティアプログラムでの活動です。都立大チームとして、地域の体育館でのスポーツ体験教室や東京マラソン、障害者スポーツ大会のボランティアとして活動しました。
今年度も様々なスポーツ大会、イベントのボランティアに取り組みたいと考えています。
ボランティア活動を通じ、一番印象に残っていることは何ですか?
スポーツ体験教室で、発達障害の方と関わる機会がありました。その際、初めてのボランティア活動による緊張やどのように接したら良いか分からない戸惑いから、上手くコミュニケーションを取ることができませんでした。しかし、一緒にスポーツを体験する中で、お互いに励ましたりや喜びを分かち合ううちに、『スポーツを楽しむ』気持ちを共有できて、体験教室が終わる頃には気楽に接することができていました。その時、『スポーツの持つ力』や『相手とこころが繋がることの嬉しさ』を実感できたことが、強く印象に残っています。
これからやってみたいボランティア活動はありますか?
今までは都立大のチームとして様々なスポーツ大会やイベントで活動してきましたが、今後は、私の住んでいる地域での活動にも取り組んでみたいと思います。
ボランティアの魅力を一言でいうと?
『人との繋がりを実感できる』ことです。
ボランティア活動では、都立大のボランティアメンバーやイベントの参加者、主催者の方々など、たくさんの人と関わります。様々な学科や年代、障害のある方など普段関わることのない人と交流ができるところが一番の魅力だと思います。また、ボランティア活動を通して、大会やイベントはたくさんの人の協力によって成り立つものであり、自分の小さな力も多くの人と一緒になると大きな力になることを実感できるところも、人との繋がりから生まれる魅力の一つだと感じています。
あなたにとって「ボランティア」とは何ですか?
新たな視点を与えてくれるものだと思います。
私はスポーツボランティアをする中で、様々なパラスポーツを体験、観戦することができました。そこで、選手の技術の高さや障害を持つ中でスポーツを実施するための工夫、選手の情熱を目で見て、肌で感じることができました。毎回のボランティア活動で得るものが多く、新たな発見があり、とても楽しいです。これらは、実際に選手と近い場所でボランティアとして活動したからこそのものだと感じています。
矢沢さん、ありがとうございました!
次回もお楽しみに!
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