今回は、地域ボランティアプログラムにリーダーとして参加している
山口千里さん(法学部 法学科 政治学コース 4年)に
「地域ボランティアプログラム」の活動を中心に色々とお聞きしました!
ボランティアをやろう!と思ったきっかけは何ですか?
新型コロナウイルスのせいで、1年生の時は何も活動ができなかったため、大学生らしいことを何かしたいと思っていました。そういった中で、たまたま地域ボランティアプロジェクトのチラシを見たことがきっかけです。元々自然が好きで、このボランティアなら自然と触れ合えるし、竹を切るのも楽しそう!と思ってプロジェクトに参加しました。
今まで取り組んできたボランティア・今取り組んでいるボランティアは何ですか?
【今まで取り組んできたボランティア】
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- 高校時代の放送委員会での活動
5名程度で学校行事の音響設備の設営や行事の運営を行なっていました。行事への裏方としての参加は本来放送委員会の仕事ではなく、有志によって行われていたものなので、今思い出すとこの経験でボランティア精神が養われたのかなと思います。
- 高校時代の放送委員会での活動
【今取り組んでいるボランティア】
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- 地域ボランティアプログラム
※地域ボランティアプログラムの活動についてはこちらを参照
- 地域ボランティアプログラム
ボランティア活動を通じ、一番印象に残っていることは何ですか?
初めて竹を切った時のことです。
竹は成長がとても早くあっという間に繁殖してしまうことと、日光を遮ってしまい、植物が育たなくなってしまうことで問題になっています。松木日向緑地も例に漏れず、伐採前は日光が全く射さない場所がたくさんあります。そこに入って、慣れないノコギリを使いながら竹を初めて切った時の感触、伐採後竹の隙間から光が差し込んでくるあの感じ。
あれを体験して、もっとボランティアしたい!と思うようになりました。あの感覚は忘れられませんね。
これからやってみたいボランティア活動はありますか?
外でちょっとした運動をしながらの活動が好きなので、ゴミ拾いとか地域清掃とかやってみたいな〜と思ってます。
今はご近所さんとの関係も希薄になっているので、そういった活動を通して人間関係も築けたら最高ですね。
ボランティアの魅力を一言でいうと?
自分の好きなことで誰かの役に立てることです。
僕がボランティアを始めた理由は「竹切るの面白そう!」って気持ちただ一つです。そうやってボランティアプログラムに参加しましたが、3年経った今でも気持ちは変わりません。「誰かのためになってやる!」とか「俺が世の中を良くするんだ!」なんて思いながら活動したことは恥ずかしながら一度もありません。でも、僕の活動で大学の自然環境が少し良くなっているんです。ただ好きなことをしているだけなのに。自分と相手方双方がWin-Winな関係を築けるところが魅力ですね。
あなたにとって「ボランティア」とは何ですか?
最高の暇つぶしです!
暇つぶしと聞くと聞こえは悪いですが、悪い意味ではありません。自分の暇な時間に、自分の好きなことをしたら、誰かが幸せになる。そんな活動ってなかなかないんじゃないかなと思います。ボランティアにもいろんな種類があります。きっと探せば皆さんの興味を惹くボランティアが見つかります。暇つぶしって聞けばボランティアのハードル下がりませんか?それでいいんです。特別な思いがなくてもいい。気軽に始めていいんです。
皆さんも暇つぶしにボランティアを始めてみませんか?自分の好きなことをして誰かの役に立ってみませんか?
山口さん、ありがとうございました!
次回もお楽しみに!
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