”オンライン”で、積極的に活動しましょう!

ボランティアセンターの活動を支えてくださっている学生の皆さんと学内登録団体の皆さんへ

新型コロナウィルス感染症について、現在、課外活動の自粛をお願いしているところですが、入構制限の段階的解除に伴い、課外活動の再開に向けて準備を始めています。それに伴い、ボランティア活動についても、段階的な活動自粛の解除を検討していますが、活動再開の通知が出されるまでは、引き続き、学内施設での活動禁止に加えて、学外においても人が集合する機会をつくらないようにするため、直接対面して集まる形ではなく、オンライン上での活動に取り組むよう、お願いいたします。

 ボランティア活動は、社会に「参加」し、つながり、支え合うことで社会課題の解決に向けて取り組む活動です。そして、それを通して、自分自身にとっても気づきや学びが得られる貴重な経験ともなります。しかし、そのボランティア活動の核とも言える対面する形で何かに「参加する」こと自体が、自らが感染するかもしれない、誰かを感染させるかもしれないという状況から、自粛せざるを得ない、もっと言えば自粛することこそが社会課題の解決へつながるという悔しい状況です。
 ボランティアセンターを支えてくださっている学生団体の皆さんにとっては、新歓や夏季休業に向けて活動が活発化する大切な時期であり、悔しい想いをされていることと思いますが、引き続き、「換気の悪い密閉空間」、「多数が集まる密集場所」、「間近で会話や発生をする密接場面」の3つの条件が重なる場を避け、感染拡大防止に向けた取組に積極的に協力するようお願いします。

 一方で、ほぼすべての方にとって未体験であるこの社会状況においては、皆さんがこれまでのボランティア活動を通して、社会の中で見て聴いて感じて行動してきた経験は、この局面でも大きなチカラを発揮できるはずです。
 コロナ禍での活動は上記のように制限もありますが、“こんなときだからこそ”できること、必要なこと、求められていることは何かと想いをめぐらせて、アイデアを出し合いながら、新たな活動を模索してみませんか?すでに、各団体では今の状況を踏まえながら、WEBやSNS等のオンラインを活用した新しい形での「参加」が多く生まれています。そのようなアイデアを共有しながら、ボランティアの特性である「自発性」と「無限の創造力」を活かして、ピンチをチャンスに変えていきましょう。

ボランティアセンターは、皆さんの想いに寄り添い、ともに“今できること”を進めていきたいと思います。